福島県奥会津、金山町からマタタビの米研ぎざるが入荷しました!
福島県の奥会津、金山町で作られた全国的にも珍しいマタタビの米研ぎざるです。
マタタビのざるは三島町が有名ですが、金山町のざるも素晴らしい作りなんです!
マタタビは吸水性に優れていて水を含むとしなやかになり、ひごが膨れて密度が増します。
乾きが早いのも特徴です。お米を傷つけない優しいあたりは使い心地がとても良いです。
お米を研いだ後はざるがお米の水分を吸収してお米がパラパラに
なりますよ。
こちらのざるの作り手さんは三瓶一さんです。
下処理がとても丁寧で計算され尽くした均一な編み目は溜息の出る美しさです。
三瓶さんの作るざるは縁の部分が編み込んであるのが特徴。
手の込んだ縁の編みが高級感を醸し出し、とても上品な仕上がりになっています。
長い時間をかけてやっと出来上がった丁寧な手仕事の技、眺めていても使うのも嬉しい
使い心地の良さを是非、暮らしに取り入れて頂きたい道具です。
こちらは2〜4合用になります。
お米はもちろん野菜の水切りとしても使えます。
マタタビのざるは真冬の晴れた日に編み終わったかごを軒先に吊るして寒風にさらし
乾燥させ「寒ざらし」をします。このひと手間が強度を増し素材を白くするのだそうです。
マタタビは丈夫で数十年も使える程しっかりとした素材です。
使っていく内にどんどん色が飴色へと変化していくのを見るのも楽しみの一つです。
奥会津の豊かな自然と、その素材の特性を活かした編み組細工。
先人の知恵と技術はこの先もずっと受け継がれて欲しいです。
作り手さんは自ら植物を採取して農閑期の冬の手仕事として日常の道具を作る。
自然との共存から生まれる道具は素晴らしい伝統工芸品です。
マタタビの笊は入荷の時期、作り手さんにより価格や編み方、仕上がりに違いがあります。
奥会津では地区や作り手さんにより形や技法に様々なバリエーションがあるとの事。
同じアイテムでも同じものは存在しない、手しごとの一点ものです。
当ショップではひとつひとつ撮影しております。
冬期間の手仕事の為沢山量を作れないので在庫は1点です。
製作する時期が限られているのですぐに入荷とはなりませんが
出来上がりを待つのも楽しみのひとつです。
是非お気に入りの一点を見つけて下さいね。
材 質 マタタビ・ウワミズザクラ(縁)・からむし(吊るし紐)
サイズ Φ(直径)23cm(Φ内径20.5cm)×H12cm
重量 84g
生産国 福島県奥会津・金山町
*商品写真と実物の色は多少異なる場合がございます。
出来るだけ実物と近い色が出るように努力していますが
どうしても若干の違いが出てしまう事があります。
*マタタビの特性・お取り扱いについて
・職人さんの手作りになりますのでそれぞれ形、サイズに若干の違いがございます。
・自然の物ですので多少のささくれやヒビ割れ等がある場合があります。
自然素材の特性としてどうぞご理解お願いします。
気になる方はメールにてお問い合わせお願い致します。
・ざるはご使用前に10分程水に浸けてからご使用下さい。
素材がふくらみ目詰まりしにくくなります。
・マタタビは吸水性に優れた素材です。ご使用後は風通しの良い場所でしっかりと乾燥
させてから保管して下さい。
濡れたまま放置しておくとカビの原因になります。
・マタタビは長く使うほどに茶色へと変化していきます。
・縁の素材は「ウワミズザクラ」を使用しています。
・吊るし紐は昭和村で採取した「からむし」を縒って作った紐を取り付けています。